こんにちは!
 りか吉(@Rikakichi_house)です!
一条工務店では、「電力革命」と称したパッケージで、
 大容量ソーラーパネルと長寿命蓄電をセットでオプション追加できます。
現状の太陽光発電の売電単価は年々下がり続けていますが、
 この「電力革命」パッケージは、どうなのでしょうか。
 採用して得なのか損なのか、調べてみればみるほど採用したくなる素晴らしいオプションでした。
今回は、この「電力革命」パッケージの概要やメリット、デメリットを解説していきます。
この記事は、これから一条工務店でのお家を計画されている方や
 「電力革命」パッケージを採用しようか迷っている方に向けて書いていきます。
「電力革命」パッケージの概要
大容量ソーラーパネル

一条工務店のソーラーパネルは屋根一体型になっていて、
 スマートなデザインもさることながら、
 搭載する効率が良く、同じ面積でも容量が多いのが特徴です。
更に、ソーラーパネルは屋根材としての役割も担っています。
 屋根材としてもとても優秀で、「耐震」「耐火」「防水」性能を備えています。
長寿命蓄電池

一条工務店では、蓄電池に一般的な3元系リチウムイオンではなく、
 リン酸鉄系リチウムイオンを採用しています。
このリン酸鉄のメリットとは、リチウムイオンに比べて充放電サイクルの劣化に強いため、長寿命と言われています。
 その長寿命とは、一般的なリチウムイオン電池の実に2倍も充放電サイクルで劣化しにくいのです。
 
 そんな素晴らしいメリットがありますが、デメリットもあります。
 それは小型化に向かないということ。
 →スマートフォンや電気自動車など小型軽量化に大きなメリットがありますが、
 一条工務店では、蓄電池を住宅の外に設置するのであまり気にならないデメリットとなります。
メリット・デメリット

メリット
驚きの低価格
私の場合、13.75kWのソーラーパネル(雪止め付き)と7.04kWの蓄電池がセットで税抜きで2,341,200円でした。
 1kWあたり17万くらいの価格でした。
 これは市場価格からすると信じられないくらい安いです。
ちなみに、2020年の太陽光発電の調達価格は、
 下記の調達価格等算定委員会の資料38ページによると
 蓄電池なしで1kwあたり29万円が市場価格のようです。
調達価格等算定委員会「令和2年度の調達価格等に関する意見」について
 
 同じ容量を搭載した場合の比較をすると以下のように、
 一条工務店の方が蓄電池も付いて、
 1,646,300円も安いという結果になりました。
| 設置容量 (kW)  | 蓄電池 (kW)  | 費用 | |
|---|---|---|---|
| 2020年 調達価格  | 13.75 | なし | ¥3,987,500 | 
| 一条工務店 「電力革命」  | 13.75 | 7.04 | ¥2,341,200 | 
停電時には全電源対応

蓄電池の良いところは、停電時でも電気を使えるところですよね。
 しかし、蓄電池によっては限られたコンセントしか使えないものも多々あるようです。
そんな中、一条工務店の蓄電池は、お家のすべての電源に対応しているため停電しても電池の残量がある限り全電源を使うことができます。
 これはかなりのメリットですね。
固定買取り期間終了後も最大限ソーラーを活用できる

「電力革命」パッケージが出る前は、蓄電池が付いてきませんでした。
しかし、蓄電池を付けずにソーラーパネルのみの場合は、
 10年間の売電価格固定買取り期間が終わってしまったら、
 日中の間だけしか発電した電気を自家消費することができませんでした。
天候にもよりますが蓄電池があることで、日中の電気を貯めて
 1日中太陽光発電での電気を使うことが出来るかもしれません。
蓄電池があることで、10年以上ソーラーパネルを上手に活用することが
 出来るようになったので、売電収入のほかにも、
 経済的なメリットは大きいと私は感じます。
デメリット
設備の交換費用が不明
ソーラーパネルやパワコン、蓄電池の交換費用が不明な事です。
これらの太陽光発電設備が故障した後のことがどうなるのかが、
 不明なのがデメリットですね。
しかし、メーカー保証は10年付いていますので、
 最悪でも10年間は安心して使えます。
  
まとめ

 私は、この価格であれば「電力革命」パッケージを付けた方が将来的には
 絶対に良いと考えますが、住宅ローンの借入金額が大きくなってしまいますので、
 選択は慎重にしてみてくださいね。
最後までありがとうございました。
 それでは、また次回。


 
 
 
















