こんにちは
りか吉(@Rikakichi_house)です。
今回は、一条工務店のハイスペックモデル「i-smart」の標準品の窓についてのお話です。
一条工務店のお家は高断熱を謳っていますが、
その高断熱を実現している理由の一つに窓の断熱性が大きく関係してきます。
今回は、そんな高断熱な窓について解説していきます。
今回の記事は、これからお家を建てようとしている方で、一条工務店が少しでも気になっている方に向けて書いていきます。
一条工務店「i-smart」標準の窓の凄いところ

高断熱を実現できる窓は普通の窓とは何が違うのでしょうか?
詳しく解説していきます。
三枚のガラス&樹脂製サッシで高断熱な窓
一条工務店の標準の窓は、一部を除き3枚ガラスとなっています。
そのガラスとガラスの間に空気よりも熱伝導のしにくい、
「クリプトンガス」という気体が封入されています。
他のハウスメーカーでは、アルゴンガスというものが封入されているところもありますが、
クリプトンガスの方が熱伝導率が低く、高い断熱性を実現しています。
参考までに空気とアルゴンガスとクリプトンガスの熱伝導率は以下のとおりです。
数値が低ければ低いほど、熱伝導のしにくい(断熱性の高い)気体となります。
名称 | 熱伝導率 |
空気 | 0.0241W/mK |
アルゴンガス | 0.0163W/mK |
クリプトンガス | 0.0093W/mK |
紫外線もカット Low-Eガラス
一条工務店の窓の3枚ガラスの内、屋外側と中央の2枚はLow-Eガラスといって、
金属膜をコーティングしたガラスが採用されています。
これにより、夏場は日射を反射し、冬は室内の熱を逃さず、断熱性を高めます。
また、紫外線を99%カットしてくれるので、室内の家具や家電、フローリングなどの紫外線劣化を防ぐことができます。
樹脂製の窓枠で高断熱
窓枠は一般的にアルミ製のものをよく見ると思いますが、
アルミって熱伝導が凄く良いんですよね。
そんな、熱伝導の良い素材で作られた窓だと当然ですが、
外気温の影響を受けやすく、室内側の熱は逃げやすい、
という悪循環でどんどん室内環境は悪くなってしまいます。
これでは、冷暖房費が高くなってしまうのも当然の原理ですよね。
そこで、一条工務店では、樹脂製サッシを採用することで
熱伝導のしにくい窓枠を実現しています。
素材としては、アルミの1,000倍も熱を伝えにくいものだそうです。
オプションで強化ガラス仕様に変更可能

オプションになってしまいますが、
屋外側のガラスを5mm厚の強化ガラスに変更することができます。
このオプションを採用することで、風速90m/秒に耐える事ができるようになるそうです。
風速で言われてもあまりイメージがわかなかったので、
少し調べてみると、風速90m/秒の場合、風圧を受ける面積が1㎡あるとすると、
約400kgの風圧がかかるということになるそうです。
一般的には、風速30m/秒で、立っていられなくなります。
ちなみに、標準のサッシでは風速70m/秒までの耐風圧で、
風速70m/秒とは、風圧を受ける面積が1㎡あるとすると、約240kgの風圧がかかるということになるそうです。
まとめ
これほどまで高性能な窓が標準とは、とても驚きですね。
他の工務店でもこのような窓に変更することも可能ですが、
オプション料金が高く付いてしまうこともあるようです。
一条工務店では、今回ご紹介した窓によって、
魔法瓶のような住宅となっています。
高断熱な住宅は、とても床暖房と相性が良く
全館床暖房が標準仕様な一条工務店では、快適な住環境を実現しています。
最後までありがとうございました。
それでは、また次回!

